十津川警部 鹿島臨海鉄道殺人ルート (小学館NOVELS)/西村 京太郎 著(単行本・ムック)
2010/12発売
古来、"鹿島立ち"という言葉がある。関東武士が防人として九州へ旅立つ前に鹿島神宮で祈りを捧げたことに由来する。鹿島神宮は常陸国一の宮で武芸の神、武甕槌神を祀る。物語は、現職の刑事横井哲が全国剣道大会で優勝、祈願のお礼にと木刀を鹿島神宮に奉納したことから始まる。横井は鹿島臨海鉄道に乗り故郷水戸へ出向き、そこで殺人事件に巻き込まれる。舞台は一転、東京上野公園。「江戸歴史研究会」の一行に突如襲いかかる羽織袴姿の一人の男。それも名刀・備前長船による斬殺である。平成の巷にあらわれた辻斬りともいえる凶行犯の時代錯誤に戸惑う十津川。犯行後、逃げも隠れもせず現行犯逮捕された男の名は、松平優。鹿島新当流の使い手という。犯行の動機の裏に隠された謎に挑む十津川の前に、次から次と明らかになる日本刀による斬殺事件。連続人斬り事件である。更に、驚愕の事実が…。横井刑事と松平は剣道仲間であり、深い親交があったのだ。十津川の疑念は募る-。
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